何度かブログに挑戦して続かなくなっているのですが、改めて、ブログの収益化について整理してみました。・・・今回こそは!
ブログ収益化:広告収入とアフィリエイト収入
ブログの収益は、大きく2つに分かれます。
広告収入:ブログに表示した広告が、見られたりクリックされたりすることで発生する収入。 アフィリエイト収入:ブログで紹介した商品やサービスが、購入・申し込みされたときに発生する成果報酬。
どちらも「アクセス」が土台ですが、お金が発生するタイミングが違います。
給与や配当とは別の、小さな収入の柱のひとつ、という位置づけですね。
広告収入:アクセス数に比例する
Googleアドセンス
代表的なのが、Googleアドセンスです。
Googleが提供するクリック型の広告配信サービスで、サイトにコードを埋め込むと、記事の内容や訪問者の興味に合った広告が自動で表示されます。
広告が表示されるだけでは収益にならず、クリックされて初めて収益が発生します。
広告収入の計算式
- 広告収入 = PV数 × クリック率 × クリック単価
仮に、月1万PV、クリック率1%、クリック単価30円とすると、
- 広告収入 = 10,000 × 1% × 30円 = 3,000円
※数字は、計算のための仮置きです。クリック単価は、ジャンルによって大きく変わるようです。
バナー広告
企業から直接依頼されるバナー広告もあり、こちらは表示回数型(CPM)とクリック型(CPC)があります。
- 表示回数型(CPM):(表示回数 ÷ 1,000)× CPM単価
- クリック型(CPC):クリック数 × クリック単価
アクセスが少ないうちは、ほとんど収益にならない、ということですね。
アフィリエイト収入:成果に比例する
📌 ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)とは
広告主(企業)と、ブログ運営者を仲介するサービス。A8.net、Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイトなどがあります。
アフィリエイトの流れ
- ASPに登録する
- 紹介したい商品・サービスの広告リンクを取得する
- 記事にリンクを貼る
- 読者がリンク経由で購入・申し込みをすると、ASPを通じて報酬が支払われる
[図:広告主・ASP・ブログ・読者の関係図]
アフィリエイト収入の計算式
- アフィリエイト収入 = クリック数 × 成約率 × 報酬単価
仮に、月100クリック、成約率1%、報酬単価5,000円とすると、
- アフィリエイト収入 = 100 × 1% × 5,000円 = 5,000円
PVが少なくても、読者に合った商品を、実際に使った体験と一緒に紹介できれば、成果につながる可能性があります。
初期費用がほとんどかからず、低リスクで始められるのも特徴です。
アフィリエイトの実態
日本アフィリエイト協議会の調査(2025年12月実施、1,000名)によると、収入の分布は下記のとおりです。
収入は、月1,000円未満が、約半分
- 月3万円以上:12.4%(2021年は8.7%)
- 月1,000円未満:52.5%(2021年は68.6%)
稼げている人は増えている、という傾向がでています。ただ、まだ半分以上は、月1,000円に届いていない・・・。
経験年数は、10年以上が最多
3年未満の人が、合わせて53%と半分以上。一方で、10年以上続けている人も24%と、いちばん多い層になっています。
💬 10年以上続けている人が4人に1人。長く続けている人が、ちゃんといるんですね
書き始める前に、知っておくこと
収益化までの期間は、21ヶ月
日本で、ブログの収益化までの期間をまとめた調査は、探してみたのですが見つかりませんでした。なので、海外のブロガーを対象にした調査(Blogging Income Survey 2026)を参考にしています。日本とは広告の単価や市場の大きさが違うので、目安として見るのが良いかと思います。この調査によると、
- 初めて収益が出るまで:平均21ヶ月(6ヶ月以内に収益が出た人は26%)
- 本業並みの収入になるまで:平均4年1ヶ月
ブログの運営年数別に見ると、平均月収は下記のとおり。
- 1年未満:4.44ドル(約700円)
- 1〜3年:100.35ドル(約1万6,000円)
- 3〜5年:746.73ドル(約11万7,000円)
※1ドル=157円で計算(2026年9月30日時点の公示仲値157.30円をもとに、1円未満を切り捨て)。
1年目は、ほぼ収益にならない、ということですね。(思っていたより、長い・・・。)
収益化までの目安
| 段階 | ブログ単体(SEO中心)の目安 | 出典・補足 |
|---|---|---|
| 初収益 | 6ヶ月以内:26%/平均21ヶ月 | Blogging Income Survey 2026(海外) |
| 月1万円前後 | 4ヶ月〜1年以上と、人による差が大きい | 国内の個人の体験談より |
| 本業並みの収入 | 平均4年1ヶ月 | Blogging Income Survey 2026(海外) |
国内の体験談を見ても、「4ヶ月で約1万円」「1年で月1万円」の人もいれば、「2年で合計数百円」の人もいて、かなり差があります。
※X・note・Threadsなど、SNSと組み合わせると早まる、という声は多いのですが、期間を示す調査データは見つかりませんでした。
収益化を早める要因
同じ調査では、収益に影響する要因として、下記が挙げられています。
- 記事数:0〜99記事は平均月収40ドル未満(約6,280円未満)。100〜299記事では約1,988ドル(約31万2,000円)と、大きく伸びる。
- 収益の柱の数:収益源が多いほど、1,000PVあたりの収益が高い。収益源が1つだと27.33ドル(約4,290円)、4つ以上だと129.92ドル(約2万円)。
- 収益化の方法:広告やスポンサー記事は、収益化まで1年以上かかることもある。アフィリエイトや自分の商品は、早い段階から収益が出やすい。
※1ドル=157円で計算(2026年9月30日時点の公示仲値157.30円をもとに、1円未満を切り捨て)。
日本アフィリエイト協議会の調査でも、運営しているサイト数や、1日にかける時間が多い人ほど、収入が高い傾向にあるとのことです。
時間をかけた分だけ、ということですね。
💬 なので、いったん、1年は収益を気にせず続ける、で進めます。
書き始めるまでに、決めておくこと
- テーマと読者:誰に向けて、何を書くか。
- 記事の計画:テーマに沿って、記事のアイデアを先に並べておく。
- SEOの基本:キーワード選び、タイトル・メタディスクリプションの設定。
- 小さな目標:「週1記事」「月100PV」のように、達成しやすい目標を置く。
会社員が気をつけたいこと
ステマ規制:アフィリエイトリンクにはPR表記
2023年10月1日から、景品表示法でステルスマーケティング(広告なのに広告とわからない表示)が規制されています。
アフィリエイト報酬が発生するリンクを貼る場合は、原則として「PR」「広告」などの表記が必要とのことなので、記事の冒頭に入れておくのが良いかと思います。
副業の「20万円ルール」
会社員の場合、副業の所得が年間20万円以下なら、所得税の確定申告は原則不要です。
ただし、
- 基準は「収入」ではなく「所得」(収入 − 経費)
- 住民税の申告は、20万円以下でも別途必要
という落とし穴があるようです。
そのほかに押さえておくこと
- 著作権:他人の画像や文章は、許可なく使わない。引用はルールを守る。
- 薬機法:健康食品や化粧品を紹介するときは、効果の言い方に注意する。
- プライバシーポリシー・免責事項:アクセス解析や広告を入れるなら、サイトに設置する。
- 会社の副業規定:[要記入:自分の会社の規定を確認したか、どうだったか]
【参考】関連データ
| 項目 | 内容・詳細データ |
|---|---|
| 広告収入の計算式 | PV数 × クリック率 × クリック単価 |
| アフィリエイト収入の計算式 | クリック数 × 成約率 × 報酬単価 |
| アフィリエイト収入の実態 | 月3万円以上:12.4%/月1,000円未満:52.5%(JAO、2025年調査) |
| WordPressのシェア | 日本語サイトのCMSのうち82.9%(2026年9月時点) |
| WordPressの費用目安 | サーバー月額500〜1,500円、ドメイン年間1,000〜3,000円 |
| Cloudflare Pages(無料) | 月500回までのビルド、1サイト20,000ファイルまで |
| 収益化までの期間(海外調査) | 初収益まで平均21ヶ月(6ヶ月以内は26%)、本業並みまで平均4年1ヶ月 |
| 運営年数別の平均月収(海外調査) | 1年未満:約700円/1〜3年:約1万6,000円/3〜5年:約11万7,000円(1ドル=157円で換算) |
| ステマ規制 | 2023年10月1日施行。アフィリエイトリンクには原則PR表記 |
| 副業の20万円ルール | 所得20万円以下は所得税の確定申告が原則不要。住民税の申告は別途必要 |